前回は、「フローに入る」についてお話ししました。
https://www.mokutanya.com/92w9
フローとかゾーン状態といった高度に集中している状態になれば、高いパフォーマンスを発揮できる、と。
そのフローに入るにはどうしたらよいか、という話でした。
さて、今回は「タスク管理」について。
よく時間管理という言葉を見かけますが、これにはどうにも違和感を感じます。
時間は誰にも平等です。
私たちには、時間を管理、つまりコントロールすることはできません。
できるのは、やること、タスクを管理することだけです。
このタスク管理ですが、これはたった一言で、その神髄を話すことができます。
何だと思います、それ?
それは、
『捨てる』
ということだと思うんです。
今の時代、あまりにも選択肢が多すぎです。
その選択肢を捨てないと、長時間の労働が待ってます。
それも、ほとんどの場合、不毛で負の影響しかありません。
例えば、インターネットでビジネスをしていると、mixiがどうした、Facebookは、LINEは・・・等々、本当にきりがありません。
しかも、その一つ一つで、さまざまな細かいテクニックがあったりします。
そんなのを、フォローするなんて、バカげていると思います。
こんなことを書くと、「じゃあ、どうやってタスクを捨てるんですか」と聞かれそうなので、その方法を。
まず、最初に「優先順位の高いことしかやらない」と心に決めます。
これは、もうそうすると決めるしかありません。
そして、今あるタスクを、優先順位の高いものと低いもの、緊急性の高いものと低いものに分けます。
すると、次の4つの箱のどれかに、タスクは入ります。
1.優先順位が高くて、緊急性も高い
2.優先順位は高いけど、緊急性は低い
3.優先順位は低いけど、緊急性は高い
4.優先順位は低いし、緊急性も低い
それぞれの箱に入ったタスクを、良く眺めてみます。(ここポイント)
そうすると、本当に優先順位の高いものが見えてきます。
さて、そこで1の箱はすぐにやることです。
2はやらないで放っておくと、後で後悔するかもしれません。
問題は3の箱です。
これを誰かに任せられないか、あるいは何とかやらないで済ませられないか、考えてみます。
そして、4の箱ですが、優先順位の高いことだけをやっていると、ある不思議なことが起きます。
そう、この4の箱、何もやらなくても済んでしまうことが起きるんです。
全部とはいいませんが、やる必要がなくなってしまうんです。
これで、3と4の箱のタスクはだいぶ減ると思います。
これで、会社員の方なら、定時で帰ればいいと思います。
いえ、むしろ午前中に仕事を終えるぐらいの意識で良いのでは、と思います。
今回の話は、やることを『捨てる』という話でした。
うまく捨てないと、本当に人生を奪われてしまいます。
いかにして、短時間で効率よく仕事するかにフォーカスした方が、ずっと豊かな人生になると思っています。
今回はここまで。
次回は今回のテーマをもう少し深く、優先順位の決め方について。
■ 編集後記
これから春先まで、朝食でリンゴを食べます。
リンゴは、ちょっと別格というか、本当に素晴らしい食品だと思ってます。
これを食べるだけで、体調が良くなります。
今回は、この
https://www.ndana.com/url/file/ap.html
「店長お任せ」というのを注文しました。
秋映という品種が入ってました。