今回は、前回の続きで「ネイチャーピラミッド」についてお話します。
※前回と今回の話は、こちら↓の本を参考にしています。
ある免疫学者は、こう言います。
「実証はできないが、病気の7割はストレスが原因ではないか」
7割という数字はおいといても、ストレスが病気の大きな原因になっていることは間違いなさそうです。
その一方で、病院に行って「うつ病」と診断された方は、異口同音にこう言うそうです。
「なんで、自分が・・・」
そう、私たちはストレスが良くないことはわかっていても、自分は大丈夫、関係ないと思い込んでしまう。
そういう傾向があります。
ですから、普段から意識してストレスを「流していく」こと、これは取りも直さず自分を守ることになるんだと思います。
あなたは、ストレスをうまく流しているという自信はありますか?
さてそこで、ネイチャーピラミッドという考え方を紹介します。
これは、毎日・毎週・毎月・毎年といったスパンで、どの程度、自然に触れればいいかを示したものです。
・毎日
庭・観葉植物、町中の公園で一息つく
(前回話したようなことを実践すればOKです)
・毎週
週に一度は、緑豊かな大きな公園や川辺で時間を過ごす
・毎月
月に一度は、ハイキングや森林浴に出かける
・毎年
年に一度は、雄大な自然が広がるところで何日か過ごす
(もちろん、スマホはオフで)
なかなかこれ全てを完璧に、というのは難しいのですが、少しでも近づけるようにしていく。
これで、精神的にも肉体的にも健康でいられるならやって見る価値はあるのではないでしょうか。
今回はこのへんで。
次回、この話の延長のような感じですが、「なぜ山に登るのか」について。
山登りには、実は○○という効用があるのではないか、というお話です。