前回は、「これからの働き方」についてお話ししました。
https://www.mokutanya.com/1bo7
ロボットワーク、マックジョブ、クリエイティブクラスの3つの働き方について、お話ししました。
クリエイティブクラスになるためのカギは「集中すること」だと話したのですが、今回は「マシュマロの実験」で集中について考えたことを書いてみます。
「マシュマロの実験」というのは、スタンフォード大学のミシェル教授が行った、「4才児の自制心」をテストするために行った実験のことです。
有名な実験なので、聞いたことがある方もいるかもしれません。
実験は、子供にマシュマロを1個あげて、「それを食べてもいいけど、自分が戻ってくるまで待っていたらもう一個あげる」と言って部屋を出て行く、というものです。
その結果は、どうだったか。
よく伝えられているのは、
・マシュマロを我慢できた子供は、その後の追跡調査で学校の成績がそうでない子供よりずっと良かった
あるいは、
・その子供たちが大人になってからも、我慢できた子供は収入でも、社会的地位でもずっと上だった
といったものではないでしょうか。
だから、成功するためには、我慢強さが必要だよ、と。
そんな風に、成功哲学とかでは書いていることが多いように思います。
確かにそういう面はあるかもしれません。
でも、この実験内容をもう少し詳しく見ると、興味深い事実が浮かび上がってきます。
実は、我慢できた子供は、「気をそらす工夫」をしていたのです。
待つ間に歌っていたり、マシュマロを見ないように手で目隠ししていたり、あるいは昼寝を始めた子もいたそうです。
何とも可愛らしい工夫ですが、ここで「集中」という点で見ると、重要なことに気づきます。
そう、集中するには、「気をそらすモノを排除する」ことが必要ということです。
このことで、子供たちは、マシュマロの誘惑に惑わされず、自分のやること(歌ったり、昼寝したり)に集中できたのです。
ちょっと考えてみて欲しいのですが、たとえばダイエットをしようという時に、冷蔵庫にケーキが入っていたらどうでしょう。
多くの人は、「ダイエットは明日からにして、今日はケーキを食べよう」となるのではないでしょうか。
あるいは、「タバコを止めよう」と思ったとします。
でも、友人たちの所に行って彼らがタバコを吸っていたら、吸ってしまいますよね。
そう、私を含めほとんどの人は「弱い人間」なんです。
だから、集中したければ、まず第一に「自分が弱い人間であることを自覚する」こと、そして「だからこそ、集中をジャマするモノを排除する」ことが重要ではないでしょうか。
そんなわけで、最近は私もデスクワークのときは、スマホは完全に切っているし、メールソフト(メーラー)も使ったら終了する、というふうにしています。
スマホやメーラーは、集中を妨げる最大の敵です。
これらを切っているので、スマホがブルって震えたり、メーラーがピコンと鳴ったりしません。
実際にやってみると、けっこう効果があります。
これが私のメールの返信が遅い理由です(笑)。
今回はここまで。
次回は「フロー状態に入る」です。
タイガーウッズがあれだけの成績を出せたのも、このフローに入っているから。
そのフローについて、お話しします。
それでは、また次回。
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■ トランポリンを3ヶ月ほどやってみた!
こういうトランポリンを購入し、
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一日おきに、10分程度やってみました。
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妻からも、何だか頬のあたりがこけたね、と言われてます。
もっと安価なモノもあるんですが、大人が使うんでしたら、これぐらいの方がいいようです。
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