前回は、何を選ぶかどっちを選ぶか迷った時、
面白そうな方・楽しそうな方を選ぶ
というお話をしました。
作用・反作用の法則から必ず壁は現れます。
でも、面白そうな方を選ぶと、壁を乗り越えるのも簡単だし、長続きしやすい、という話でした。
さて、今回は「嫌われる」ということについて。
日本の社会では、同調圧力によって言いたいことが言い出せなかった、ということがままあります。
あなたにも一度は覚えがあるのではないでしょうか。
なぜそうなのか、その原因には次の2点があるように思います。
1.学校教育が右ならえという指針だから
和をもって貴しとなす、というのは日本の教育の基本的な指針のように思います。
そんな教育を受けたため、まわりと同じようにする、空気を読む、という同調圧力は暗黙のうちに働いているような気がします。
2.多くの人がイジメられた経験がある
数字はうろ覚えですが、確か8割以上の人がイジメられた経験があるとか。
つまり、老若男女を問わず、ほとんどの人がイジメを受けたことがあるということです。
そのため、他とは違った言動をすることに恐怖を感じるのでは、と思います。
しかし、あのフクシマの原発事故は、まさにその同調圧力に屈し、言いたいことが言い出せなかったのが原因の一つと言われています。
シャープやパナソニックはどうでしょう。
この2社は言うまでもなく、日本でも屈指の大企業です。
それが今や、巨額の赤字に苦しみ、何年も会社に貢献した社員をもリストラしています。
そうなった原因はいくつもあるでしょうが、原発事故と同様に同調圧力に屈したという点があるような気がしてなりません。
いえ、そんな縁の遠い大企業の話ばかりではなく、私自分の身の回りでもあります。
とある地域おこしの活動に加わっていたのですが、途中から入ってきた「地域の実力者」という人たちの言いなりになってしまったのです。
結果として、ほとんど成果らしいものを残せませんでした。
だから思うんです。
これからの時代、もはやこういうモデルから脱しないと、生きていけないのではないか、と。
・同調圧力に屈しない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・人に嫌われることを恐れない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
というのをこれからの指針にしようと思ってます。
そう思った理由には2つあります。
1.他人はそれほど自分のことを気にしていない
見ているようで、そんなに気にしていないですよね。
2.友達はいなくてもよい
友達といってもしょせんは他人。ホントに親身になってくれる親友が一人か二人いれば十分です。
もし今いなくても、必要な時にそういう人が現れます。
それに、「嫌われてもかまわない」と思うと、何だか肩から力が抜けて、ホッとしませんか。
今回はここまで。
次回は「神事について思うこと」