■ ■ 対話のツール
前回は、「対話のツール」についてお話ししました。
マインドマップが他人とそして自分との対話のツールとして、とても優れているという話でした。
そこで、この本
ふだん使いのマインドマップ
を紹介しました。そしたら、何と筆者の方からお礼のメールをいただきました。
(お客さんの中に筆者の知り合いがいたそうです)
さて今回は「思いを実現する」ということについて。
以前、「見えるものを変える」
https://www.mokutanya.com/backno/%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%82%82%E3%81%AE%E3%82%92%E5%A4%89%E3%81%88%E3%82%8B-737
というところで、
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○○が欲しいとか、○○になりたいとか思ったら、車を買うときと同じ事をすればいいだけです。
少なくとも「願いを叶えるナントカ」とかいうのより、ずっーーーと実践的ですよね。
自分の見える世界を変えるわけですから。
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なあんて、あっさりと書いてしまいました。
これだけじゃあちょっとというわけで、今回は思いを実現するにはどうすればよいか、ということを書いてみます。
車を手に入れるという例では、カタログをもらったり、試乗したりすることでした。
これは言ってみれば
必要な情報に意識をフォーカスする
ということです。
私たちの回りには、TV・AM・FM・WiFi・携帯などさまざまな電波が飛び回っています。
こうしたさまざまな電波から、見たり、聞いたりするには、まず必要な電波に周波数を合わせなくてはなりません。
たとえば、NHK-FMを聞きたければ、それにチューナーの周波数を合わせる必要があるわけです。
先ほどの「必要な情報に意識をフォーカスする」というのと、よく似ていますよね。
電波と情報、そしてそれを見たり聞いたりすることと実現すること。
そうつまり、思いを実現するには、それに周波数を合わせていく必要があるわけです。
それもできるだけ正確に。
周波数が合ってないと、どんな名曲でも雑音が混じって聞けたもんじゃありません。
では、どうやって正確に合わせるかというと、これにはいくつか方法があります。
たとえば、毎日言葉に出す(アファーメーション)とか。
リアルにイメージできるように、写真や絵をコラージュするとか。
そういった方法も良いと思いますが、私のおすすめは「マインドマップ」(以降、MMと略記)。
自分の思いに対して、MMで、
・何を
・いつまでに
・どう行動していくか
といったことをメインブランチとして書いていく。
これは、前回もお話ししたように、自己との対話でもありますから、誰かに指導されたものではありません。
まさに自分で導き出した解ですから、ぶれないでいられます。
さらに、MMにイラストや写真を貼ると、より明確にイメージできるでしょう。
これがおすすめの方法です。
ですから、回り道と思われるかもしれませんが、まずはMMをこの本で
ふだん使いのマインドマップ
書けるようになってください。
それほど難しくはありません。
本だけでピンとこなかったら、セミナーなどを受講するのも良いでしょう。
そして、ぜひMMを自分の武器として使いこなせるようになってください。
素手で闘うより、ずっと強力です。
そして何より、武器を持っているということが、自信にもなります。
今回はここまで。
次回は「選ぶということ」。
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■ 編集後記
この秋映↓というリンゴ、
秋映
おいしいですよね。こういう堅いのが好きです。