前回は、「天職なんてない」について、お話ししました。
具体的な職業が天職としてあるわけじゃなく、天職というのはもっとあいまいなものじゃないか、という話でした。
そして、メシのタネは情熱の周辺にある、ということも話しました。
https://www.mokutanya.com/saea
今回は「情熱 × 才能 × リソース」についてお話しします。
このかけ算を、わかりやすく書くと、
「好きなことを、得意な方法で、時間やお金をかけてビジネスする」
となります。
サッカーが好きで、ロングパスが得意。
そのパスの精度をさらに上げるために、時間をかけて練習する。
といった感じ。
そう、このかけ算は、自分のポジションを決める重要な式です。
それぞれの要素について、もう少し詳しくお話しします。
まずは、情熱から。
情熱 > 努力 という話は、
https://www.mokutanya.com/ocl6
でしました。
でも、そもそも自分の情熱って何だろう、何に情熱を感じるんだろう、と疑問をもった方っていると思います。
そう、自分のことなのに、実はあんまりわかっていない。
私もそう。
自分に向き合うなんて、めんどくさいし。
情熱はなくとも起業はできますが、でもそれだとあんまり楽しくなさそうですよね。
そう、楽しく生きていくために、ここはちょっとめんどくさいこと、情熱を見つけるワークをご紹介します。
じゃまが入らないところに行き、手にはペンとノート。
そして、ノートに書いていきます。
1.継続していること
2.お酒が入ると、ついついしゃべってしまうこと
3.ついついお金を使ってしまうこと
4.本屋さんで、つい立ち止まるところ
※本屋さんには、ビジネスとか占いとかいろんなコーナーがありますが、その中で立ち止まるところはどこか、ということです。
5.棚に並んでいるもの、本のジャンル
6.ネットサーフィンして、止まらないもの
7.意地でも解決したいもの、こと
8.絶対にかなえたい夢
※目標とかではなく、非現実的なことでも、子どもに戻って書いてみてください。
これらを、もうこれ以上言葉が出てこない、となるまで書き出してみます。
書き出してみて、「これだ!」と思うものが見つかったらそれはそれ。
でも、「こんなもんかな」と少しあいまいでもいいです。
何となく、見えてくれば。
はっきりと「情熱」が見つからなければ、次へ行けないというわけじゃありません。
後でわかることだってありますから。
また、はっきりしなければ、何度かやってみてください。
子どもの頃のことを思い出しながら、書くといいようです。
今回はここまで。
次回は、「情熱 × 才能 × リソース」の才能の話。
それでは、また次回。