前回は、「SBSバス」という人工衛星の話でした。
https://www.mokutanya.com/kxof
不安定を別の不安定で打ち消して安定させる、というなかなか示唆に富んだ衛星の話でした。
今回は「質問思考」ついて。
質問思考の技術
https://www.ndana.com/url/file/qt.html
という本を読んで、いろいろと思うところがあったので書いてみます。
この技術を身につければ
本当に人生が変わる
と思っています。
とても興味深い内容でしたので、それについて。
さて、以前、
思考 → 行動 → 結果
ということを書いたことがあります。
これは、結果(例えば今、自分がどういう生活をしているか)は、過去の行動によるものであり、その行動は思考によって生起される、ということです。
さて、本書の主題は、
「自分自身に効果的な質問をすることで、思考、行動、その結果を変えることができる」
ということなんです。
この思考という部分を、もう少し細かく言うと、
「思考は、質問とそれに対する答えとして起こる」
となります。
このことから、結果(例えば、これからの自分の将来)を変えたければ、「効果的な質問をすること」という結論が導き出されます。
「自分自身への質問」というのは、自己内対話、つまり自分の脳の中でしている対話のことです。
私たちの脳は、起きている時はほとんど、自己内対話をしています。
今日のお昼は何食べようか、とか、朝、妻から言われた用事って何だっけ等々。
こうした質問とそれに対する答えを、自己内対話でずっと続けているわけです。
つまり、それが思考となるわけです。
本書では、その質問を変えよう、という提案をしています。
それによって思考が変わり、行動が変わり、そして結果が変わります。
さて、私たちは仕事をする上でも、生活する上でも、いろいろな問題にぶつかります。
・プロジェクトが予定どおり進まない
・ゴミ出しのルールを守らない人がいる
等々、誰にでも、いろんな問題が起きます。
そんなとき、自分自身にどんな質問をするか。
たとえば、○○の担当分が遅れて、プロジェクト全体が遅れている、なんてときは
「○○のヤツ、なんでそんなこともできないんだよ」
「どうして○○は、そんなにグズなんだよ」
とついつい思ってしまいます。
でも、これだと「批判者」の意見でしかなく、ここからは建設的なものは何も生まれません。
ですが、これを
「どうしたら、○○の担当分を手助けできるんだろう」
と考えると、そこからはいろいろなアイデアが生まれてきます。
「なんで」とか「どうして」とか思う時は批判者になっているわけです。
これを、「どうやったら○○できるか」に変えると「学習者」になる、と本書では説きます。
とはいえ、人間、そんな風にすぐには変われません。
そこで、本書では「脳の中にコンパス(方位磁石)を置いておく」ことを提案しています。
このコンパス、一方は批判、一方は学習を向いています。
そして、何か問題が起きた時、反射的には批判者であったとしても、そこでこのコンパスを思い起こすわけです。
今、自分はどっちを向いているか、と。
そして、批判者であったら、学習者の質問へ変えれば良い、ということです。
※本書は2005年の発売なので、アマゾンではもう中古品しかありません。
同じ著者で、
https://www.ndana.com/url/file/qt1.html
という本も出ています。
タイトルからして、類似の内容かなと思いますが、こちらは読んでいないので何とも言えません。
さて、この「どうやったら○○できるか」という考え方ですが、自分の回りを見渡してみても、成功者にこういう考え方をする人が多いように思います。
できない原因や理由を探すより、確かにずっと建設的なので、成功するというのも納得できます。
今回はここまで。
次回からは、また起業シリーズに戻って「集客」についてお話しします。
「集客」というのは、まさにビジネスのキモといっても過言ではありません。
集客できれば神様です。
それでは、また次回。
■ ご意見は
webmaster@mokutanya.com
まで。
返信はしないかもしれませんが、必ず読みます。
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■ トランポリン、始めました
こういう↓、トランポリンを購入しました。
https://www.ndana.com/url/file/trp.html
大人がやるんだったら、子供用の安いのは止めた方がいいかと。