前回は、「子供が携帯を使っちゃいけないたった1つの理由」についてお話をしました。
メールにすぐに反応するようになると、「イベントドリブン型の人間」になってしまう。
人間は何かに没頭することで、いろんなものを作ってきた。
そして、何かに没頭する、というのは実は本人にとってとても幸せな時間だ。
だから、携帯の使い方にルールを決めた方がいいのでは、という話でした。
今回は、幸せになれるとっても簡単な方法について。
このタイトル、何だかずいぶん怪しげ(笑)ですが、内容は大マジメです。
雨でも降らない限り、1日おきにジョギングしてます。早朝走るのは、とっても気持ちがいいものです。
朝ですから、犬を連れて散歩の人、ウォーキングの人などいろんな人に出会います。
いろんな人がいますが、すれ違うとき、2種類の人に分けられます。
挨拶すると、こちらの顔を見て挨拶する人、目も合わせず挨拶もしない人。
前者の方が、後者より幸せそうに見えます。
いえ別に挨拶を返したから、という理由ではなく、これは社会心理学的にも証明されているようです。
新聞に書いてあったのですが、「コミュニティの強さは人間の幸福につながる」と。
まわりの人とコミュニケーションを取りながら生きていくことが、人間には幸せなんだ、ということです。
挨拶もろくにできない人はコミュニケーションを取るのが苦手、まわりの人ともうまく関係が築けない、だからあんまり幸せそうには見えないわけですね。
まあ、わざわざ証明されなくても、当然なことのように思います。
そもそも「仲間になりたい」というのは、人間の本能だからです。
でも、人見知りだからという理由で、なかなかできない人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした、というか今でもその傾向はあります。
でも、地域おこしの活動に加わったり、旅先でいろんな人とやりとりするうち、意識的にでも自分から話しかけなきゃ、と思うようになりました。
自分で壁を作らず、挨拶してみる、話しかけてみる、たったこれだけで幸せを感じることが多くなるわけです。
どうです、言われてみれば、簡単でしょ。
ちょっと一歩踏み出せばいいだけです。
今回はここまで。
次回は「良い習慣を続ける方法」について。